Tsumiki こんにちは。旅が生き甲斐の凡人、Tsumikiです！
今回は、ロンドン留学中の旅先の１つとして出掛けたコッツウォルズ旅をレポートしようと思います！
コッツウォルズはどんなところ？
コッツウォルド(Cotswold)とは、イングランド中央部にある行政区のひとつで、小さな町や村が集まっている地域のため、総称した際に“コッツウォルズ(Cotswolds)”と呼ばれています。
村と村の間は大きく離れており、旅をする際にはレンタカーで行くか、ツアーでの旅行が推奨されることがほとんどです。そんなコッツウォルズを1泊2日で、交通手段はロンドンからの電車とバスのみで旅してきました。
コッツウォルズは公共交通手段で旅できる？
結論から言うと、公共交通機関のみでの旅はかなりスリリングです。
町と町の間は少なくとも車で15分は離れており、それぞれを結んでくれる公共交通機関はバスのみです。離れた町に行こうとすると1日に数本しかないバスを確実に乗り継いでいく必要があり、もし逃してしまうと…。ということになります。
私たちは、London Paddington駅から、Moreton-in-Marsh(モートン・イン・マーシュ)という駅まで電車で行き、そこからバスに乗りました。バス停はすぐに見つかり、時刻通りに来てくれたのでそこは心配なし。
そしてバイブリー(Bibury)への乗り継ぎ地点であるノースリーチ(Northleach)という駅で乗り換えようとしたところ、次の発車は約2時間半後だと告げられます。まじか。あらゆる手段でバスの時間は確認していましたが、こういうのも旅にはつきものです。
仕方がないので予定を変更し、散策したのち軽食をとることにします。
ノースリーチも小さな街ですが、見渡すとお土産屋さんやワインバー、パン屋さんなど数件のお店を見つけることができます。その街の中でもひときわ高い屋根の建物を見つけ、道なりに歩いてみると小さな教会がありました。ちょうど12時、鐘が鳴り響き、まるでおとぎ話か、RPGゲームの中にいるかのような感覚に襲われます。
軽食は先ほど見つけたワインバーで、ホットホワイトチョコレートと、伝統お菓子を頂きます。
伝統お菓子のFlapjack(フラップジャック)
乗車時間は20分ほど。短い冬、時刻は3時ごろですが景色は夕暮れ。しかしロンドンとは違い澄んだ水の川が流れる美しい小さな村に到着しました。
お土産屋さんは1箇所あり、郵便局を兼ねていました。ポストカードやマグネットなどのスーベニア、コッツウォルズハニーやピーターラビットのグッズなども売っています。
その名の通りはちみつ色の煉瓦の建物が特徴的であり、どこまで歩いても退屈しないような、可愛らしい村の景色を楽しむことができます。
さて、帰りのバスは午後5時です。あたりは真っ暗。バス停らしきところを目指しますが、驚くべきことにバス停であるはずの場所には標識などは何もなく、ただの分かれ道のちょっとした傍ら。街灯もなし。バスの運転手さんは果たして我々に気づいてかれるのかと言う不安がよぎりuます。なんせ逃したらホテルに辿り着けない。
スマホのライトで必死にアピールしなんとか乗り込みました。さて、その後はサイレンセスターを経由して、ホテルを取ったチェルトナムへと向かいます。
サイレンセスターに到着すると、ちょうどクリスマスシーズンのため教会の手前でクリスマスマーケットをやっている様子でした。残念ながら到着した時にはちょうど店じまいの時間だった様子なので、ツリーを少し眺め、雰囲気だけ味わって旅立ちました。
サイレンセスターは、バスもよく走っており、比較的大きな街の様子でした。ここまでくれば一安心。無事チェルトナムまでのバスに乗り、ホテルにも到着することができました。
こちらでもクリスマスマーケットがやっており、夕食後にスイーツを。
この後私たちは翌日バーミンガム観光に訪れました。チェルトナムは鉄道の発着駅でもあるため、ホテルはそこを基点にしています。
日曜日は、コッツウォルズのほとんどのバスが運休です。訪れる際はくれぐれもご注意ください。
おわりに
12月のコッツウォルズ旅は、のんびりとした空気感や自然、イギリスの昔ながらの小さな村の雰囲気を味わいたい方は楽しめるのではないでしょうか。
しかし
・公共交通機関（バス）は場所によっては1日に数本
・日曜日はほとんどのバスが運休になること
にはご注意ください。たくさんの町を訪れたい方は、ツアーに参加したり、レンタカーを使う方が満喫できるかなと思います。
今回はコッツウォルズ2人旅をお届けしました。
何か参考になれば幸いです。また質問などあればお答えしますので、是非是非コメントくださいね。
それでは。また次の機会にお会いしましょう！
